入院案内
入院施設
当院には4つの病棟があります。
「精神科救急入院料病棟」(A-2病棟)は、夜間救急診療にも対応しており、入院時はこの病棟で対応いたします。
この病棟は、夜間救急診療にも対応しており、入院時はこの病棟で対応いたします。
処遇は、それぞれの患者さんの状態や入院形態に応じて「個別開放処遇」を行っています。
この病棟の目的は精神疾患の急性期症状を短期間で改善し、円滑に社会復帰・社会参加して
いただくことを主眼に医師・看護師・薬剤師・精神保健福祉士・心理士・作業療法士などの
専門スタッフによる手厚い人員配置体制で、連携して患者さん個々人に合った短期集中治療
に努めています。入院期間は原則として3ヶ月以内です。
他の3つの病棟は、主に慢性期に対応しており、社会復帰に向けてのリハビリテーションを
重視しています。
閉鎖病棟である「B-2病棟」「B-3病棟」でも、できるだけ開放的な処遇に努めております。
設備
全病棟鉄格子はなく、「広く、明るく、天井の高い」空間を設けています。
A-2病棟は、2床室も2つの個室に変更でき、全室個室可能病棟です。
設備として面会室、公衆電話ボックス、配膳室、食堂、浴室、洗面所、デイ・ルーム、
洗濯機コーナー、乾燥機または乾燥室、私物庫などがあります。
病室は基準より広い面積をとり、全てのベットにカーテン、枕元灯、椅子、ロッカー
または衣装ダンス(鍵付き)、床頭台、TVアンテナ(BS可)、コンセントなどを
設置しています。多くの病室にはトイレ及び洗面台があります。
病院全体で、特別室は13室あり、バス、トイレ、洗面台、ミニキッチン、ソファ、衣装ダンス、 机椅子、電話、テレビ、冷蔵庫等の内いくつかの設備がある個室で、 差額料金をいただいています。
治療
各病棟では薬物療法や精神療法のほか、作業療法、レクリエーション、SST
(社会生活技能訓練)、ケースワーク活動、クリニカルパス、依存症入院治療
プログラムなどを積極的に行い、病気の知識や治療法、
対応の仕方などの理解を深めていただいて、早期に社会復帰に向かうよう援助をしています。
また、退院後には、その人に適したリハビリテーションサービスや援助をマネジメントし、
退院後も継続する医療、リハビリの提供に努めています。
病棟の概要
病棟名 | 病棟種類 | 処遇環境 | 施設基準 | 病床数 |
---|---|---|---|---|
許可病床数合計 | 228床 | |||
B-1病棟 | 開放病棟 | 開放処遇 | 精神療養病棟 | 54床 |
B-2病棟 | 閉鎖病棟 | 個別開放処遇 | 精神療養病棟 | 54床 |
B-3病棟 | 閉鎖病棟 | 個別開放処遇 | 精神療養病棟 | 60床 |
A-2病棟 | 個別開放病棟 (閉鎖構造) |
救急対応・新入院病棟 (個別開放処遇) |
精神科救急入院料病棟 | 60床 |